もうあれよこれよと11月Novemberとなりました。先月までの9月10月は各地で台風被害で千葉県南部や長野県長野市などに甚大な被害をもたらしました。
住宅や建築に関わる業者としても対岸の火とは思わず、いつ何が起きても落ち着いて動けるよう日頃より準備しておくことが大事だと改めて思いましたね。被災された方には一日も早い復興を祈念いたします。
大事なことは起きうることを想定して、これが起きたら⇒〇〇する、あれが起きたら⇒××する、といった事前予測の上での起こった事象に対応すること。これがあれば余裕をもって事に当たれます。(防災訓練もそのひとつ。)
日々の仕事においても通づるところがあり、某放送局の”ボケっと生きてんじゃねーよ!!”がその通りなんだなと笑
さて、最近の弊社も細かい対応から、前々からきまっていた本格的に始まった案件、また急遽振られる案件等、あいかわらず大小さまざまですが、お問い合わせいただく事はやっぱりお困りごとをお持ちなので解消してあげたい、弊社を頼っておられるのであれば限られた人員や時間の中、”何とかしたい”という思いもありますので、素晴らしい板金の世界を広めるためにも今日もどこかで屋根工事~♪です。
それでは近況をひとつ。
先日、三重のほうまで自組合の競技大会の講習会に行ってきました。
この大会は、(一社)日本建築板金協会が主催する、建築板金技能で日本一を競う全国大会です。毎年2月に富士の朝霧高原の施設で行われています。(私も毎年参加させていただいておりますが、その詳細はまた別途報告します。)
写真は銅板加工による、トロフィーの製作実習光景です。みな必死になって展開・切り出し・加工・仕上げを学んでいます。
他には、最近の新築工事をひとつ。
最近は、設計士さんの意向で高意匠系外装がはやってます。
外壁に対して、縦貼りか横貼りかの議論はありますが、通常の外装向け商品を用いると、外壁材自体を貫通してビス止めしなくてはなりません。しかし、そこに屋根材を持ってくる。屋根材も縦葺きか横葺きがありますが、基本的には屋根材なので、固定ビスは隠れる仕様となっており、それを外装に生かせば、意匠的には今までにない、かつ強度な防水性を持った外装に仕上げられるというメリットがあります。設計士さんが選択するはずです。
今回は横貼りでしたが、近隣の住宅とは全く違って結構かっこいい意匠に仕上がることは間違いありません。そして、それができるのも弊社の長年の経験と新しいことを挑戦しいとも簡単に(ではないかw)仕上げてくれる自社職人さんの意気込みによります。本当に素晴らしい仕事です。
他の板金屋さんもやってることは同じですが、ここまで高意匠系外装に仕上げられる板金屋さんはそう多くはありませんね。
お気になった方はいつもでお問い合わせください。お問い合わせはこちら。
では、今回は最後に問題です。
上記の銅板でつくったものは何をするものでしょうか?大きさは、W40mm×D25×H15mm程度のものです。正解は次回に!