第4期アセアン留学生等受入事業のその後

9月末日、富山きときと空港に降り立ったのは!?

いよいよ、5月にベトナムで面接した留学生が来日・来県するのである。19時すぎの空港の到着ロビーのガラスの外から本人の顔を見た時には、「ああ、彼だ、彼だ!!」(こんな顔だったわ(^_^;))と、うれしく思いました。担当の県職員、受託先のとやま国際センター職員さんとともに留学生のお迎えに行ってきました。

弊社のベトナム人留学生と、他社企業の留学生さん(マレーシアより)の2人だけで「よくここまで来たなぁと」、片言の英語で軽く挨拶をかわし、疲れてないと言ってたけど、内心震えてたのは私の方だったかもしれません。彼のために、ちょっと前から通った英語教室のかいもなく(英語が全く通じず)、職員に通訳してもらってやっとかっとでしたが、数分の緊張のご対面はひとまず焦りをひた隠して終わりました(*^^*) 職員さんに無事に富山の住まいに送り届けられて明日は市役所での手続きと県庁でのあいさつなどあるという。私と会うのは、来週の大学での受け入れ先研究室でのあいさつの時と、ひとまずは、元気に無事来てくれたことに感謝感激いたして空港をあとにしました。

翌日の県庁内での集合写真(真ん中の4名が今回の留学生たち)

受入先大学でのあいさつや研究室の様子

10月上旬、県内の大学での待ち合わせに急いでいくと、10月入ったばかりなのに結構暑く、ちょっと日差しが強い昼下がりでした。冷房の効いた工学部の教務での簡単なスケジュール確認ののち、研究室まで案内頂いた。間に弊社の留学生に”ベトナムと日本、どっちが暑い?!”と聞きましたが、”まだベトナムのほうが暑いと。” ベトナムは雨季はもう終わっており乾季で暑いと言っておりました。

自分が大学生の時よりは、だいぶテクノロジーも進み、校舎もきれいな近代的なところだったので、「今の学生はラッキーだな」なんて話ながら進んでいくと、ちょっと迷った挙句のとある校舎の3Fにありました。

研究室での教授との対面と一通りの質問や確認などを終え、簡単ではあったが彼が通う事になる研究室や、在籍の研究室生も紹介いただき、すでに来ることが伝えられていたようで、とてもウェルカムな雰囲気に、今後の大学院生活を安心して送り出せると、県職員さんとともにまた安心しました。

急遽、自社工場を見学に…

その後、彼が、このあと時間があれば弊社を見たいとの事で、時間があったので、急ではあるが自社に連れて行って紹介することに。

社長や職人とも少しは触れ合えて、彼にとっても自分が働くことになるであろう職場の雰囲気を早めに知れたのは、良かったと思う。

という感じで第一回の再開は幕を閉じた。

来週から大学でのオリエンテーションが始まり、いよいよ半年間にわたる日本語教育や文化、そして富山の空気に慣れるのである。私はもうひとり、将来の職人を雇う覚悟で、ぼんやりと自社の成長と自社サービスの向上を彼が来るまでに進めなければならないとひっそりと感じました。

今後も折に触れ、彼のその後をレポートしながら報告したいと思います。

PS 富山県の 商工労働部 労働政策課 さんも今年から、

”ベトナむ学生を取り込め!!”と総力を挙げて応援してくれるようです。

http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1303/kj00020965.html

ご興味あらば。。。