Engineer/Humanities/International Services

前回からの弊社の取り組んでいるASEAN留学生等受入事業のずごいところを今回は紹介(自慢)したいと思います。 (^^)

『技術・人文・国際業務』というビザ

外国人が日本国内で働く場合、就労ビザが必要なんですが、その就労ビザには多数の種類があって、その種類によって従事できる仕事の内容や在留可能期間が細かく決められています。

昨年度より参画している県の事業、第4期ASEAN留学生等受入事業ですが、この事業を通して来てくれた留学生は、富山の大学院で学生として、『留学生』ビザで活動していることになります。大学院卒業後は、支援企業への就職となるのですが、このタイミングで、『留学生』→『技術・人文・国際業務』ビザへと、切り替えます。この切替がうまくいきそうなj条件の一つが、国内の大学を卒業し、かつその専門分野と就労先の職務内容が伴っている事があります。そしたら在留期間が伸びます。

ここが最大のメリットで、今、建設業としては、外国人材というと『研修』ビザがほぼ100%と言ってもいいくらいですが、このビザの場合、在留期間が1年と大変短い。(といっても、そもそもこのビザは、日本の優良な技術を学んで自国に持ち帰って自国のために頑張ってね、というビザなので当たり前といば当たり前ですが)                                また弊社の主力サービス(板金業務)では、実は研修生制度の受け入れ先企業が就労させてよい仕事の内容に、「板金業」がまだ認められていない、という事もネックです。(※その後は変更になった模様

つまり、せっかく弊社としては、

①職人の世界ではあるが、たった1年では専門的な技術は習得できず、単純労働にならざる得ない事  (1年で帰ってしまってはもったいない)

②主力の板金業を従事させる職務内容では、外国人材を呼べない事

の2点がネックで、いくらオリンピック景気に支えられ中央(首都圏)から地方まで建設ラッシュといえ自社の受注内容が多数あるにしても、このままでは外国人材を欲しくてもダメだと思っておりました。

そんな中、とある講習会で、この県の事業を知り、その趣旨に賛同して私主導で会社に駆け寄り、参画にいたりました。

実はこっそりもう、今季(第5期ASEAN留学生等受入事業)がスタートしております。もちろん、裏面には第4期の弊社も載っております。

しっかしこの制度(事業)は、ほんとにすごい、というか良い。全国の自治体でもこれだけ支援して、行政・企業が一体となって推進していく事は大変珍しく、弊社としても建設業でかつ専門業種で初の試みになるので、他社よりもまずは先頭に立って変化していきたいと思います。

~追伸~ 先ごろ現地面接してきた未来の若者に対し合格通知出したら、向こうも了承したということで、10月頃渡航してきます。ワクワクです!!