【重要なお知らせ】建築資材の供給状況について(板金工事への影響)
いつも吉岡板金工業所をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
現在、ニュース等でも報道されている通り、中東情勢の悪化により、原油価格の高騰および物流の不安定化が進んでいます。
これに伴い、建築業界、とりわけ私たち建築板金業においても、資材価格の上昇と供給遅延という影響が顕在化しています。
本日は、現場の最前線にいる立場から、現状と今後の見通しについて正直にお伝えいたします。
■ 特に影響が大きい資材について
① 屋根・防水関連(最も影響が大きい分野)
現在、以下のような動きが出ています。
- ウレタン防水材の一部 → 受注停止
- ポリスチレンフォーム断熱材 → 受注停止
- アスファルトルーフィング → 新規受注停止
👉 屋根工事に直結する資材のため、最も注意が必要な分野です
屋根は建物を雨から守る最重要部分のため、
資材の遅れはそのまま工事全体の遅延につながります。
② 断熱材の価格高騰・供給不安
- 押出法ポリスチレンフォーム → 約40%の価格上昇
- 高性能断熱材の一部 → 販売終了
👉 代替が難しい材料が増えている状況です
これにより、設計変更やコスト調整が必要になるケースが出ています。
③ 接着剤・シーリング・塗料など副資材
- 接着剤
- シーリング材
- 溶剤系塗料
- シンナー
👉 下地・仕上げ工程に広く影響する重要資材です
これらは一見“脇役”に見えますが、
実際は現場を成立させるために不可欠な材料です。
④ 住宅設備・開口部(間接的影響)
- トイレ・ユニットバス → 一部受注停止
- サッシ・アルミ製品 → 供給条件調整の可能性
👉 板金工事にも関わる外装工程・引き渡し時期に影響する可能性があります。
⑤ 樹脂・防水・副資材全般
防水部材・樹脂系建材なども含め、
広い範囲で供給制限・価格改定の動きが出ています。
■ 現場で起きている本当のリスク
建築工事の難しさは、
👉 「高い材料」ではなく「足りない材料」で止まること
です。
たとえば、
- ルーフィングが無い → 屋根が葺けない
- 接着剤が無い → 施工が進まない
- シーリングが無い → 防水が成立しない
つまり、
👉 “たった一つの副資材不足で現場全体が止まる”
という構造になっています。
■ 吉岡板金の対応方針
このような状況の中、当社では以下を最重要項目として対応しています。
① 資材の先行確保
可能な限り早期発注・在庫確保を実施
② 工程を止めない段取り
どの資材が止まると影響が出るかを見極めた施工管理
③ 代替提案の準備
性能・品質を落とさない範囲での柔軟な対応
④ 情報の透明化
お客様へ正確な状況を迅速に共有
■ お客様へのお願い
現在の状況においては、
- 納期の変動
- 価格の変動
- 一部仕様の変更
が発生する可能性がございます。
大変心苦しいお願いではございますが、
不可抗力による影響について、あらかじめご理解をいただけますと幸いです。
■ 最後に
私たちは創業以来、
👉「現場を止めない」
👉「品質を守る」
という使命のもと、数々の困難を乗り越えてきました。
今回の状況においても、
お客様の大切な建物を守るため、最善の判断と対応を尽くしてまいります。
今後も新たな情報が入り次第、随時ご案内いたします。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
有限会社吉岡板金工業所
代表 吉岡 智佳
