建築職人アーカイブ上梓(じょうし)

このたび、(公社)富山県建築士会さん編纂の『建築職人アーカイブ~富山の住まいと街並みを造った職人たち~』が桂書房さんより出版されました。

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職人アーカイブ表紙

この本は、建築士会さんが創立60周年記念事業の一環として、平成24年から3年にわたり企画立案・調査編集をまとめたもので、建築士会月報に載せていたものを1冊にまとめたものです。

内容は、持ち家率全国1位を誇る富山県の街並みは、地元に密着した高度な技術・すぐれた技能の伝承者によって形作られ、それは建築技術の多様化と経済社会環境の変化にともない発展・進化してきた職人固有の歴史でもある。ご存じのとおり近年の時代背景を踏まえれば、職人の高齢化や減少でその技術・技能の伝承が困難な状況であり貴重な技術が失われる前に編集保存していく事も同じく建築に携わる設計士としての役割ではないだろうか、というものです。

設計士さんも伝統的な技法や構造を知らなければ、ましてやその業界毎の歴史を知らなければ、これからの新築・改修でよい建物はできないと思うので、建築にかかわるすべての人に読んでもらいたいと思います。

〈目次〉

はじめに
第一章 骨組みをつくる  ~建物の構造~
第二章 覆いをつくる   ~建築はシェルター~
第三章 仕上げる     ~見たり触れたり~
第四章 設備をしつらえる ~建物に不可欠な仕掛けの進化~
第五章 敷地を整える   ~整地と造園~
おわりに

 

ちなみに第二章に業界の方も何人か載っておられます。当社の社長にも業界の長としてヒアリングしてもらいp108に載っていますよ~

温故知新の技術、大事ですね。職人としての気概も持ちつつ、大切にしたいと思います。