強風被害の屋根

後にも先にも体験したことがない。屋根ごと捲れるなんて…

前回書きました強風被害の屋根の現場です。

八尾のお店なんですが、10年くらい前に当社で屋根を施工させていただきました [wp-svg-icons icon=”hammer” wrap=”i”][wp-svg-icons icon=”wrench” wrap=”i”]

しかし、4月の強風で屋根が…いや、屋根材ではなく野地板から全て捲れてしまいました。

正面から見るとわかりませんが…

変換 ~ DSC01052

裏から見ると、お店の1階から見上げた屋根がない。

柱と、桁しか残っていません。NEWSでは当時35m/sでしたが、ご主人曰く、体感的には50m/sほどあったような。

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お店は川沿いにあり普段は風光明媚なとても居心地の良い立地なんですが、当時はその立地があだとなり川からの吹き上げる強風で屋根が捲れてしまったそうです。その威力は写真を見ていただければわかりますか?

屋根に上がってみてさらにびっくり!!

屋根の頂部が「棟(むね)」で、屋根の右側半分が水下軒先から、「野地板(のじいた)」(屋根面の木下地)ごと捲れてしまっています。(一部残っていますが) また所々残っている緑色のは「下葺き材(したぶきざい):ルーフィングという2次防水のためのシートで、奥の方や棟から左側に残っている黒い所が屋根材です。

変換 ~ DSC01056

お客様には大変残念ですが、屋根が飛んでしまっていわゆる青空天井となってしまいましたので、すぐさま養生(ブルーシートをかけて仮の屋根)をしました。

変換 ~ DSC01072

これでしばらくしのいでもらいましたが、すぐに大工さんや足場屋さん、われわれ板金屋やさんや内装業者さんなど、業者さんの力を総結集して比較的早期に屋根を復旧する事ができました [wp-svg-icons icon=”arrow-up-right” wrap=”i”][wp-svg-icons icon=”arrow-up-right” wrap=”i”]

(棟より右半分が復旧した屋根です。)

変換 ~ DSC01318

棟から川側半分だけでしたが、元通りになりました。(もちろん、こないだのような強風でももう飛ばないように、より強固なつくりにしておきましたよ)

 

変換 ~ DSC01319

一階が喫茶店なので、普段は店内から眺められる川沿いの風景は最高です [wp-svg-icons icon=”images” wrap=”i”][wp-svg-icons icon=”images” wrap=”i”]

変換 ~ DSC01308お近くの方はもちろん、遠くから来られた方も是非行ってみてください。ご主人も奥さんも大変優しくいい方でとっても気持ちのいい所なんですよ。季節のおいしい郷土料理が食べられます [wp-svg-icons icon=”food” wrap=”i”][wp-svg-icons icon=”mug” wrap=”i”]

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当社では、さまざまなお客さんから依頼をいただきますが、大きい工事も小さい工事も手を抜かず丁寧に施工させて頂きます。新築が美しいのはもちろん、改修はより強く長く持つ板金を目指しています [wp-svg-icons icon=”bullhorn” wrap=”i”][wp-svg-icons icon=”bullhorn” wrap=”i”]

 

他の強風被害はまた次回に。